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毎年提出する決算報告とは？

旭川近郊や北海道の建設業許可界隈では
通称「決算報告」と言われてますが、
これは変更届出の一種で、
決算が変更になったことを届出する手続きになります。

そもそも変更届出とは、
商号や本店所在地、役員など許可申請時の情報から変更があった場合に
その都度変更の届出書類を提出する手続きのことです。

その中でも決算内容は決算期ごとに当然に変わるので、
確定申告が完了したら決算の変更届出を毎年しなければいけません。
これが通称「決算報告」と言われる手続きです。

いつまでに提出？

決算日から4カ月以内に決算報告書一式を作成して提出しなければいけません。

例えば3月決算の場合、
提出期限が7月末日までなので、
スケジュールの流れとしては以下の様になります。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

3月31日決算
↓
5月31日までに確定申告（税理士から決算書がくるのが6月10日前後）
↓
7月31日までに建設業決算報告

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

4カ月以内って聞くと結構余裕あるようですが、
決算書が手元に届いてからじゃないと書類作成できないので
意外とあっという間に期限が来ちゃうという絶妙な期限設定ですよね笑

どんな書類が必要か？

サクッと書き出すと

・変更届出書
・工事経歴書
・直前3年分の工事施工金額
・使用人数
・事業報告書
・納税証明書
・貸借対照表
・損益計算書
・完成工事原価報告書
・株主資本等変動計算書
・個別注記表

です。

これを見て「な～んだ、たったこんだけか余裕じゃ～ん！」
って思った天才はどれくらいいるのでしょう？

普通は
「あ...結構多いのね...」って思いますよね(笑)

そして面倒なのが
貸借対照表とか損益計算書とかの決算書関係。
税理士さんからもらった決算書をそのままコピーして提出！
...じゃダメなんです。
わざわざ建設業許可用の書式に決算内容と科目を振り替えて提出しなければいけません。。。

更にもう一つのハードルが「工事経歴書」

これまた独特なルールに基づいて作成しなきゃいけなかったり、
許可を持ってる業種それぞれで作成しなきゃいけなかったり...

つまずいてしまいがちなポイントは別のページで説明していますが
↓↓↓
決算報告の難関「工事経歴書」について

まず記載要領とかルールを理解するまでに結構時間かかりますし、
そこからの作成時間もまぁまぁ必要です。

提出しないとどうなる？

ここまで読んで「うわ～、面倒くさいな～」
って思ってる人も結構いると思いますが、提出していないと

次回の更新許可が受けられません。

毎年必ず提出してください。

社長さん達はみなさん現場・管理業務・営業（飲み会含むw）と多岐にわたって忙しいので
提出し忘れていた...ということが有ってはいけません。
当事務所にて建設業許可を取得したお客様には決算期に合わせて必ずご案内をいたします。
弊所にご依頼頂いた場合は期日までに作成提出までやりますのでご安心ください。

というか、
弊所で建設業許可を取得したほとんどの会社様にご依頼を頂いています。

え？
なんでほとんどの会社が依頼するのかって？
理由は簡単です。

面倒くさ過ぎるからw

社長ご自身でTRYしたけど
「ややこし～！めんどくせ～っ！誰かやって～！」
ってなっている方（経験上、結構多い）

決算報告だけでのご依頼も賜わっておりますので、
ひとまずご相談ください。

料金はこちらのページの真ん中あたり、建設業許可の項目の下の方に記載してあります。
↓↓↓↓
法人・個人事業主様（企業部門）業務内容&料金

行政書士朝倉友武事務所

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